
代表者挨拶


芸術は、「真似から始める」、この一言に尽きます。
絵画でいえば「模写」、書道でいえば「書写」です。
お手本を模倣することは、書道を求道する上で根幹を成すものであり、必要不可欠なものであります。
しかし、「模倣」に満足して終わってはいけない。
書道の面白さは、その先にある「創作」にあります。
先人の残した作品を臨書し、その作品を自分のものとし、自分を表現する。
この「古典に立脚した、個性美の創作」にこそ、書道の面白さの本質があるのではないでしょうか。
青硯書道会発足の主旨は、この「古典に立脚した、個性美の創作」にあります。本会はこの主旨に賛同し得る同士の集まりであり、いたずらに模倣を得て満足する会ではありません。
この主旨を先代清水硯水より引き継ぎ、一層書道文化に貢献できればと考えております。これからも本会の主旨を会員の皆さまと追求していければ幸いです。
今日まで青硯書道会を継続できているのは、石井雙石先生、川村驥山先生、大石隆子先生をはじめとする先生方、そして現在は樽本樹邨先生を顧問に迎え、ご尽力を賜ったお蔭です。この場を借りまして、改めて御礼を申し上げます。

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青硯書道会・連絡先
青硯書道会 | 本部住所:〒124-0011 東京都葛飾区四つ木3-6-14 | TEL:03-3691-3165 | FAX:03-3696-2041