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まずは、筆を持ってみましょう。

クニャクニャした筆で
最初から美しい文字など書ける訳などありません。

どのようなきっかけで書道を始めるかは、
人によっていろいろあります。

例えば、結婚披露宴の芳名帳が
きっかけかも知れません。

筆文字で、
スラスラと書いたら凄くかっこいいですよね。

書道というと何か堅苦しく構えてしまいそうですが、
あまり難しく考えないで下さい。

まずは、筆を持つこと、
書いてみること、筆に慣れること。

楽に書いてみて下さい。

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筆で、あなたの“個性”を表現できる。

パソコンや携帯電話のeメールは、
読みやすくて非常に便利です。

しかし、墨書の手紙は上手い下手など関係なく、
暖かい気持ちのこもった手紙になります。

なぜでしょうか？

それは、そこに“個性”を感じるからです。

皆さんは電話中に、無意識にメモをとると思います。
その文字が皆さんの文字なのです。
良く言えば“個性”ですが、悪く言えば癖です。

古人の残した文字を勉強（臨書）して、
“個性”を伸ばすことができれば、
自分の表現したい作品を
創れるのではないでしょうか。

まずは、筆を手にとり、ありのまま書いてみて下さい。